四十七、「梵書(ブラーフマン)について 三」

自動詞の九変化は、先に記した九変化の下におのおののヴャテイをおいて、他はこれまた先に記したものと同じになるのでした。
これに慣れた者こそは文章を巧みに、そして別儀なく書けることができて、また、極めて美しく文章を表現できるのでした。

そして、蘇漫多(スバンタ)声の二十四変化とは、全てに八変化があることを示していて、その八変化のおのおのにまた三変化あることで出来ているのでした。
つまり、それは、単数、双数、複数の三つで、その事から合計すると二十四変化となるのでした。
また、さらにこの二十四変化のおのおのに男性、女性、中世の三形があるのでした。

先に記した八変化(格変化)というのは、一は主格をあらわし、二は作業する所(業格)をあらわし、三はあることを、ある人または物によりてなす場合の人または物(具格)をあらわし、四は為にする者(為格)をあらわし、五は原因の事(従格)をあらわし、六は所属の事(属格)をあらわし、七は依る所の事(於格)をあらわし、八は呼びかけの語(呼格)をあらわしているのでした。

いま男性の"丈夫(ますらお)"という語によって八変化を作れば――丈夫はインド語でプルシャという――次の通りになります。

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